映画 『嵐を呼ぶ男』 音声ガイド制作チームの苦労が ようやく実り 公のものとなりました。
報告します。
『嵐を呼ぶ男』/1957年/日活制作 「おいらはドラマー、ヤクザなドラマー♪」 ドラマー役:石原 裕次郎 (いしはら ゆうじろう) |
サピエ【 視覚障害者情報総合ネットワーク 】 |
サピエ図書館
日本点字図書館が 管理しています。
視覚障害者や 目で文字を読むことが困難な人にたいして さまざまな情報を 点字や音声データなどで 提供する ネットワークです。
そのため 地方に暮らしていても 自宅から 情報を得ることが できます。
サピエ図書館 → デイジーデータ検索 → タイトル欄に シネマデイジー と入力する → 上記の画面になります |
シネマ ・ デイジーは
著作権の許諾なしで 制作できます。
これは 「障害者の情報保障」として 改正著作権法37条の適応範囲にあたるためです。
7【シネマ・デイジー】嵐を呼ぶ男 たしかに ありますね~ (感動)!! 納品から2か月を経て サピエ図書館に掲載されました |
たとえば
上の映像では JAZZ演奏のみ 聞こえます。
視覚障害者も 映画を楽しむために
「ステージ奥から 女性ダンサーたちが登場。 舞台には 巨大なケーキのようなセットが 2つ。 その頂上で ドラムを前にした 正一 と チャーリーが 対峙している。
ダンサーたちも 白と ブルーの衣装で 二チームに分かれて踊り 対決を 盛りあげる」
このような 音声ガイドを そえます。
なお 柚木あんが ナレーションを 担当しました。
あいにく わたしを含む晴眼者は 視聴することが できません。
「障害者の情報保障」のために 作られたからです。
日本は 超高齢社会ですね。
より おおくの人が 楽しめるように 法律の整備が 早くすすむことを 願っています。
大変な作業でしたが 全国の 視覚に障害のある 石原 裕次郎ファン ・ 北原三枝ファン ・ 名作映画を楽しみたい方々に とどけることができて 光栄です。
「嵐を呼ぶ男」チーム:8名 2017年11月~2018年1月まで音声ガイド制作 2018年2月6日 完成品確認後の集合写真(欠席者あり) うぅっコントラストが… 写真撮り直してもらうべきでしたー(涙) |
ご来館ありがとうございました
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